ＪＲ敦賀駅を出て駅前商店街を歩いていくと、道路をはさんで右側のアーケードには「銀河鉄道999」の、左側には「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントを見ることが出来ます。
1999年の敦賀港開港100周年記念「つるがきらめきみなと博21」開催時に製作されたもので、鉄道の町・港の町である敦賀のイメージにまさにぴったり。 好きなモニュメントとの写真撮影は記念に残ります。すべて見逃さないために、行きと帰りは必ず反対側のアーケードを通りましょう。

相生町商店街から西へ少し入った住宅街に晴明神社があります。晴明神社がなぜ敦賀に？ それは安倍晴明が10世紀末にこの地で過ごし、天文学・地文学の研究を重ねたといわれているからなのです。
今から数年前に小説「陰陽師」がドラマ化されたことで安倍晴明の人気が出て、ここに訪れる人も増えました。
多くの人が平安時代の陰陽師、晴明の伝説とその神秘性に魅力を感じるのは納得ができます。

晴明神社からほんの少し歩くと、石造りのレトロな建物、市立博物館が見えてきます。
昭和2年に敦賀の実業家、大和田荘七氏によって建てられた旧大和田銀行の建物です。外観のみごとな装飾や内部の照明等はすばらしく、昭和初期の洋風建築物が大切に残っています。館内では敦賀の歴史や民俗、美術に関する資料が展示されています。